★1985年ロカルノ国際映画祭審査員特別賞
エドワード・ヤン監督×ホウ・シャオシェン主演!台湾ニューシネマの奇跡の瞬間が刻印された幻の傑作が、4Kレストア・デジタルリマスター版で初DVD化!
1985年製作、2017年日本劇場公開作品
【音声】北京語 ドルビーデジタル 2.0chモノラル
【字幕】 日本語
【収録分数】 119分
【仕様】 片面1層 / 1枚組
【特典】
映像特典
●ホウ・シャオシェン&チュウ・ティエンウェン(共同脚本)来日インタビュー映像
●東京フィルメックスでの初上映に寄せたホウ・シャオシェンのビデオ・メッセージ
●劇場予告編
【初回限定封入特典】
●オリジナル・ポストカード3枚セット(1985年台湾公開時のオリジナルロビーカード仕様)
【発売日】 2017年11月2日
【発売元】竹書房 【販売元】ハピネット
【定価】3,800円 (税抜)
【イントロダクション】
エドワード・ヤン監督×ホウ・シャオシェン主演
台湾ニューシネマの奇跡の瞬間が刻印された幻の傑作が、4Kレストア・デジタルリマスター版で初DVD化!
【解説】
『クー嶺街少年殺人事件』のエドワード・ヤンが、『恐怖分子』の前年('85)に撮りあげた長篇第2作にして、凄まじい強度を孕
んだ野心作。すでに『フンクイの少年』『冬冬の夏休み』などを発表していた盟友ホウ・シャオシェンが、エドワード・ヤンの
ために多額の借金を背負ってまで製作費を捻出し、完成へとこぎつけた、いわくつきの作品である。
ながらく日本で見られる機会がなかったが、マーティン・スコセッシ率いるフィルム・ファウンデーションのワールド・シネマ
・プロジェクトにより、4Kによるデジタル修復が実現(この修復作業にもホウ・シャオシェンが協力している)、エドワード・ヤ
ンの生誕70年・没後10年にあたる今年、ついにその幻のヴェールを脱ぐ。
【Story】
この街は、そしてわたしたちは、これからどこに向かってゆくのだろう――
台北市内のガランとしたマンションの空き家を訪れる男女二人。女は、ステレオをあそこに、テレビはここに、と夢を膨らませ
ている。男は気のない様子でバッティングの素振りのフォームをしながら「内装に金がかかりそうだ」、「わたし、今度昇進す
るから大丈夫」。
女はアジン。不動産ディベロッパーで働くキャリアウーマンだ。男はアリョン。少年時代はリトルリーグのエースとして将来を
嘱望されていたが、いまは家業を継ぎ、廸化街で布地問屋を営んでいる。二人は幼なじみ。過去にはそれぞれいろいろとあった
ようだが、なんとなく付き合いが続いている。
順調に思えたアジンの人生だったが、突然勤めていた会社が買収され解雇されてしまう。居場所を見失ったアジンは、アリョン
の義理の兄を頼ってアメリカに移住し新たな生活を築こうと、アリョンに提案する。しかしアリョンにはなかなか踏ん切りがつ
けられない。ここには少年野球の仲間もいるし家業もある。一度は決心して資金を作るため家も売るが、昔気質のアジンの父親
が事業に失敗するとその肩代りに奔走することになる。
すきま風が吹き始める二人の間に、ある過去の出来事が重なり、そしてやがて思いもよらない結末が訪れる……。
【Cast】
・ホウ・シャオシェン
・ツァイ・チン
・ウー・ニェンチェン
・クー・イーチェン
【Staff】
監督・共同脚本:エドワード・ヤン
主演・製作・共同脚本:ホウ・シャオシェン
脚本:チュウ・ティエンウェン
音楽:ヨーヨー・マ
製作:1985年 台湾 / 原題:「青梅竹馬 Taipei Story」 / 2017年5月劇場公開
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