『光にふれる』のチャン・ロンジー監督の第2作目となる青春ミステリー。
いじめ。誤解。仕返し。ソーシャルネットワークに増殖する不安と悪意。
瑞々しさあふれる台湾青春映画の系譜に新たな潮流をもたらした傑作ミステリー!
【音声】中国語
【字幕】 日本語
【収録分数】 本編 89分+特典 約30分
【映像特典】
・インタビュー(チャン・ロンジー監督/ヤオ・アイニン)
・初日舞台挨拶
・オリジナル&日本版劇場予告編 ほか
【発売日】 2016年1月8日
【配給】 マクザム
【販売元】 マクザム
【注目Point】
台湾青春映画に新たなる傑作が誕生! 『光にふれる』のチャン・ロンジー監督が放つサスペンスフルな学園ミステリー! !
ミステリアスな女生徒の死。彼女は自殺なのか、それとも―。本作『共犯』は、チャン・ロンジー監督が『光にふれる』に続いてメガホンを取った、2本目の長編映画。FacebookなどのSNSを通じてのコミュニケーションが日常化した現代に生きる若者たちの孤独と痛み、絶望と希望を、スタイリッシュな映像とサスペンスフルな演出で描き切った。
メインキャストの6人の少年少女のうち、本格的な演技経験があったのはホアン・リーファイ(黄立淮)役のウー・チエンホーと、チュウ・チンイー(朱静怡)役のウェン・チェンリンだけ。しかし、他の4人も長編映画初出演らしい初々しさと演技力を備えた逸材ばかりで、本作の公開後、それぞれがドラマや映画に抜擢されている。中でもモデル経験のあったヤオ・アイニンは本作の日本公開に併せて来日。「めざましどようび」に出演したほか、雑誌「装苑」の表紙を飾るなど、その美貌に注目が集まった。そして、主題歌を歌うのは日本の人気バンド“flumpool"。彼らのヒット曲『強く儚く』を中国語で披露している。
ホウ・シャオシェンの『恋恋風塵』、エドワード・ヤンの『牯嶺街少年殺人事件』、そして近年では『藍色夏恋』『あの頃、君を追いかけた』など、その時代の世相や風俗を反映させつつ、若者たちの青春を瑞々しく描いてきた台湾映画界。その系譜に名を連ねる青春映画の名作が、またひとつ誕生した。
【Story】
ホアン・リーファイ(黄立淮)は、いつもの通学路の路地裏で、血を流して倒れている女生徒を発見した。そこに、同じ学校のイエ・イーカイ(葉一凱)とリン・ヨンチュン(林永群)も通りかかり、3人は警察へ通報することに。それまで知り合いでもなかった彼らは、第一発見者として事情を聞かれたり、学校でカウンセリングを受けたりするうち、自然と会話を交わすようになっていく。話題は亡くなった女生徒 シャー・ウェイチャオ(夏薇喬)のことだ。彼女は自殺だったのか、それとも―。シャーの死の真相を調べ始める3人。次第に明らかになってきたのは、謎めいた陰に彩られた彼女の素顔だった。そしてある日、ホアンは彼女がいじめられていた証拠を見つけたと告げ…。
【Cast】
ウー・チエンホー, ヤオ・アイニン, チェン・カイユアン, トン・ユィカイ, ウェン・チェンリン
【Staff】
監督: チャン・ロンジー 『光にふれる』
原題:共犯(英題:Partners in crime)
製作:2014年 / 台湾 / Double Edge Entertainment © 2014 All rights reserved.